タックス・イーター 「年金はもう破綻している」
知ってますか？
年金はもう破綻してるのです。
今日は志賀櫻さんの「タックス・イーター」
を紹介したいと思います。
志賀櫻さんという方、
もしかしたら初めて聞く方も多いと思いますが、
私も初めて知りました！
東大出身で、官僚なのですが、私達のイメージする官僚（文官）とは違って
「俺はテロにはものすごく詳しいんだ！」
と実際に紛争地帯に送り込まれて自身の乗ってる車が襲われたことがあったりとか、
やっぱり一般人では体験できないようなことをたくさん経験して
諸国の裏事情や、実際にとても詳しい方なのです。
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みなさん、つみたて投資をしてる人って少なからず、年金に対して
疑問を持ってると思うんですけど、
「将来目減りするんでは？」「何歳からもらえるのかわからん。。」
「どうせ引き伸ばしされるんでしょ・・」
とか。
国民年金制度は、厚生年金とかとは別物のはずなのに、
いつの間にか「基礎年金」と名を変えられて、年金制度の1階部分に据えられて
厚生年金などの他の仕組みの
年金から積立金を補填するようになってる。
なんて、この本を読まなければわかりませんでした！
つまり、国民年金制度というものは税金を食い物にする
「タックスイーター」
等によって将来の積立金が全く足りなくなった挙げ句、
少子高齢化とも相まって、すでに破綻しているものだと。
そいうことです。
また、一番大事なのは、
税金に無関心で、一部の政治家や高級官僚にいいように使われている
という状況を生み出している私達自身が一番の
「タックスイーター」なんだと言うことがすごく強調されてます。
自分たちの利権を守るための行動や90年代～の
無為な政策のために将来の積立金が全く足りなくなっているのです。
国民のGDPの2倍以上の借金を国が負っている。という事実を
ちゃんと理解しているという人はどれくらいいるんでしょうか？
紆余曲折を経て現代の税制になってはいますが、
私達の払った税金がどう使われているか関心がある、知っている
知ろうとしている。なんて人はどれだけいるんでしょうか？
志賀さんのような高級官僚が税金のことをよく理解しており、
私達一般庶民、サラリーマンは税金に関してめちゃくちゃ
知識が浅いと思います。
年末調整や確定申告のことを正確にわかるという方はどれくらいいるんでしょうか？
塵も積もれば山となる、
毎年数千円、数万円の節税でも30年通したら？？それは
つみたてシミュレーションですぐわかると思います。まずは行動をすることが
とても大事だと思います。
idecoはサラリーマンの強い味方。支払っただけ全額所得控除
つまりその分は稼ぎから減るから税金はかかりませんよ。と
積立nisaやnisaも続けていればきっといいことがある、
新nisa制度によって、nisaだけをやってた人にも恩恵がある。
無駄な税金は払わない、年金に関しては自分で老後に備えなければいけない。
国の年金制度はすでに崩壊しているんだ！
という考えをもてば自ずから行動は変わっていくと思います。
将来の自分の受け取るおかね。というものを考えたときに
金額よりも、時間が大事だということが痛いほどわかると思います。
金は生きたお金にしなければならないと思います。
そのためには「貯めたお金」をどう「使うか」が
大事だと思います。
80歳まで地道に5,000万円貯めました。
でも5年後の85歳で死んじゃいました。
よりも、
60歳で5000万円貯めました。
それではこの後は定期売却しながら80歳まで運用し、積立の複利効果を実感する。
のほうが人生楽しめるとおもうんですよね～♪
志賀櫻さんの「タックス・イーター」は著書の2作品目で
ちょっと難解になってますが、
1作めの「タックス・ヘイブン」ははちゃめちゃに面白いですよ！
繰り返しになりますが、
この著書を手に取るまで作者さんのことは知らなかったんですが、
東大出の本か～、どうなんだろ。という気持ちが
「これはすごい！下手なノンフィクション作家の文章よりよっぽど
面白い！」
という感想に変わりました！
けどもう亡くなってるじゃないか～～～！！
ほんとにこんないろんな事情に精通してる人がもういないなんて
日本の大きな損ではないのか！と思うくらいなので
ぜひ読んでみてくださいね♪
読者の方のおすすめ本あったら教えて下さいね！
ご覧頂きましてありがとうございました。
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