積立投信で1000万くらい目指そう!

投資信託の評価額随時更新(300万超えたぞぉぉ!

実家が空き家になったらどうするか。売るのか継ぐのかどうしたい?

投資に関する情報を漁っていると、たどりつくのは投資信託だけでなく不動産や個別株、副業やスポーツまで色んな情報が出てきますよね。

その中でも不動産は人生の中でも一番高額な商品とも言われてますし、触れる機会が少ない分、しっかり知識を持って行動することが重要だと思います。

 

今日は

空き家は2018年までに手放しなさい

www.amazon.co.jp

(2018年過ぎてるけど!(ΦωΦ)

読んでみました♪

 

空き家は年々増加しており、2013年で820万戸7件に1件は空き家になっている。

そして、空き家の中でも60%がアパート・マンションなどの共同住宅

賃貸用の空き家は52%と、空き家のほとんどが「共同住宅賃貸の物件」と

言うことです。

ですが、最近増えているのが「一軒家の空き家」

 

つまり、持ち家比率が非常に大きい(60代以上の持ち家比率は8割(!)というデータがあります)日本国内で、亡くなった両親が持っていた実家が相続されたはいいものの、そのまま放置されているという現象が大きくなっているのです。

 

都内、首都圏に住んでいる人はあまり実感がないと思いますが、地方は空き家だらけなのです。

 

私も群馬のど田舎に両親が住んでおりますが、兄弟はすでに巣立っており、いまさら実家に帰るということも無いし、まだ両親は健在ですが、将来確実に空き家になるでしょうし、まさにこの本が訴えている状況そのものに突入しそうなのです。

↓こんなふうに空き家に困っている人がいっぱいいるんです。

www.youtube.com

 

 

2015年に空き家対策特別措置法が制定され、いままでは税金面で多少の優遇があり、

ほったらかしでも問題なかった空き家が

・固定資産税最大6倍!

・ボロ屋敷、ゴミ屋敷のままになっている空き家は行政に勝手に取り壊される可能性もある!

などと空き家を持つリスクというものが確実に大きくなっているのです。

 

行政代執行って聞いたことありますか?

管理者がわからない、ずーっと放置されたままの空き家などを行政が取り壊すなど

強制力のある行政の行為なのです。

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

 

もちろんこの行政代執行にかかわる解体費用などは、個人に請求され、

周辺住民や自分以外の家族や親戚兄弟姉妹に多大な迷惑がかかり、

絶対に避けたいものだと思います。

 

じゃあ、空き家になった実家はどうしたらいいのか??

  1. 売る
  2. 貸す
  3. そのまま持っている

選択肢はこの3つですが、

多くの人が3のそのまま持っているになりがちなのですが、

人が住まなくなった家はすぐに荒れますし、大きな維持費がかかります。

とくに田舎ほど大きな家を相続することになると思うので

それに関わる固定資産税、草刈り、掃除、不法侵入対策、交通費etc...

やはり冷静に考えるとそのまま保有するというのは難しいんじゃないでしょうか

 

とはいえ、少年少女だったあの頃に住んでいた実家を売り払ったりするのは

寂しいものがあると思います。

 

著者の沖有人さんは「自分の素直な気持ちに従うこと」が大事だと言っています。

周りに迷惑がかかる。親が何年も住んでいたから、とかそういうのは抜きにして

自分がこの家をどうしたいか。

それを考えることが大事なんですね。

 

古いけどそれでもこの家は人に渡さず守りたい!

自分には過去は一切関係ないから実家には未練がない!

不動産投資の一つとして実家を活用したい!

 

目を閉じて自分が一番どうしたいか考えれば自ずから行動も変わることでしょう。

一番ダメなのは「放ったらかし

将来から考えて行動していきましょう。

 

やはり、ほとんどの人は本のタイトルと一緒で1番の「売る」という選択肢が候補に

上がってくると思うのですが、

建物は20年で資産価値はゼロになります。

なので実質相続した建物はどんな広い建物でも資産価値としては

0円

古い建物なので耐震基準も「旧耐震」のものがほとんどでしょう。

2番めの選択肢「貸す」にしても現代の法律に合わせて補強工事などを

行わなければ人に貸し出したり、民泊を営業することなどは

現実的では無いと思います。

 

マンションなどを相続した場合もできれば早く売ったほうが懸命だと思います。

特に古いマンションは建て替えることも困難です。

たくさんの居住者がいるマンションでは建て替えに関して所有者の「5分の4」

の賛成が必要であり、これを達成できるマンションはかなり少ないと思います。

 

「売る」に関して著者は2018年までは売り頃だと言っていますが、

実際「一戸建て」を持つよりも「マンション」を購入する層のほうが

多いですよね。

一戸建てを相続することがおおくても一戸建ては不人気で

郊外の一戸建てがあまり、都心のマンションが品薄になっているので

将来的に一戸建ては売れなくなると危惧しているのです。

 

在庫が余れば価格も下がるし買い手もつかない。

それはスーパーの食材も不動産も同じ。

使わない空き家はなるべく早く売ったほうがいいのはこういったことからも

わかると思います。

 

そのまま住み続けるのもいいですが、マイホームが資産形成の中心になる時代は終わり、その年代で自分にあったふさわしい形態を取り、持ち家や賃貸物件などを駆使して住まえばいいのです。

 

最後にいちばん大事なのは「家族」とのコミニュケーションです。

自分の家について親としっかり話したことはありますか?

 

親は先祖代々の実家を継いでほしい

子供は(いやいや、もうこっち(都内)に出てきて20年以上立つし

いまさら帰れないでしょ)

 

と気持ちのミスマッチが起きたままでは相続もうまく行かないと思います。

両親がなくなった後に残された人間たちだけで決めるのではなく、

生前に親が元気なうちによくよく相談し、納得の行く相続をしたいものですね。

 

また親とコミニュケーションするときに「家系図」を作るといいと書いてあります。

自分の両親、親戚いとこ、すでに亡くなっている曽祖父母について話してまとめて、実家のルーツや一族についての資料をのこしておけば法事などの忘備録、先祖供養への思いが深まるというメリットが有ると述べています。

 

空き家問題を自分と家族のテーマとして考えてほしいとの著者のメッセージが込められた良い本だと思いますので、ぜひ読んでみてくださいね♫

 

ご覧頂きましてありがとうございます。

----------------------------------------

ランキング参加してます♪いろんな優良ブログ見れますよ!


にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ
にほんブログ村